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株式会社竹内瓦 株式会社竹内瓦

勝田郡 勝央町 棟からの雨漏り 破風尻のし漆喰修理

勝田郡勝央町 棟からの雨漏り 破風尻の修理

勝田郡勝央町 棟からの雨漏り 破風尻の修理です。

破風尻とは、破風と呼ばれる切妻屋根の造作の両端の部分のことです。

破風とは、屋根の端っこに付いている板と思っていただくとわかりやすいかもしれません。切妻屋根では必然的に作られます。切妻には、必ず三角形(青い線の箇所)の外壁ができます。この部分が破風と言われ、切妻側にしか存在しません。防火地域では、破風に木製を用いることができません。窯業系のものが使われることもあるほか、モルタルを使ったり、金属で囲ったりするなどの方法もできます。その破風の両端のお尻の部分(赤い丸印)を「破風尻」と言います。

離れ北側の破風尻の状況を確認してみました。経年劣化によって漆喰が破損しています。漆喰の寿命は瓦よりも短く、20年前後で表面が朽ちてきたり剥がれてきてしまうのが一般的です。

原因は「風雨にさらされる」「直射日光・季節の変化(寒暖差)による劣化」「時間経過によって漆喰が痩せる」などです。家の下から屋根を見上げても、漆喰の劣化には気付きにくいので、気が付いた時には、かなり傷んでしまっていることが多いです。

こちらの破風尻も、このままでは壊れた部分から屋根に雨水が入ってしまいます。

まず、既存の破風尻を解体し、台土を破風尻の形に成形して、その上にのし瓦を積みます。

のし瓦は2段積んで、破風板に緊結線で固定しておきます。

この後漆喰を塗って、破風尻の修理が完成します。