奈義町中島西 雨漏り修理 下屋根 既存瓦を使っての瓦調整 壁際 明り取り窓 天窓 ポリカ張替
奈義町中島西 雨漏り修理 下屋根 既存瓦を使っての瓦調整 壁際 明り取り窓 天窓 ポリカ張替
下屋根の瓦のズレを調整していきます。既存の瓦での葺き戻し工事になります。


瓦のズレが見られますので、数列づつ調整しながら葺き戻します。


赤い矢印の木材や、葺き土で瓦の高さを調整していきます。

瓦の調整が完成しました。
次は、既存の天窓のポリカ波板の張替です。

赤く囲っている所が、天窓部分です。天窓は、窓が少ない室内、窓の小さい、もしくは窓のない部屋の外からの光を取り込むために作られている窓で、採光性でいうと壁に設置する窓の約3倍の明るさが得られます。かなりの対候性を持っていて、強度もあるポリカーボネート板ですが、紫外線焼けなどによる変色などが起こります。ポリカの寿命は10年と言われていますので、その辺りを目安に張り替えをする必要があるかと思います。


既存のポリカを撤去して、木枠を作成します。



木枠と瓦の隙間は棟の施工時に使用する、防水性・耐久性に優れた「ハイロール」という乾式面戸シートを利用して塞ぎます。赤い矢印で示した、黒の蛇腹のようなブチルテープが高い粘着性によって、瓦にしっかりと密着し雨水や、ゴミ、小動物の侵入を防ぎます。そのブチルテープの上から雨押えの板金を取付けていきます。


壁際の波板の上には、黒いスポンジのテープを取付け、板で挟むことによって、波形状の隙間を塞ぎます。壁際にも板金を設置し、明かり取りの天窓が完成になります。