屋根養生　養生シート　屋根の修理　応急処置　台風被害。

近年発生している台風は、大型台風なことが多く、各地に大きな被害をもたらしています。

被災された住宅の被害の多くは屋根の被害で、完全に修理が終わるまでに1年以上の期間を必要とするケースもあります。

弊社も全国各地の被災地に屋根の修理に行かせていただきましたが、その時感じたことは

「一つでも多くの屋根に、迅速かつ正確な応急処置を行うこと。」でした。

現在の土嚢などの重りを用いた屋根養生のやり方を被災地で行うとすると、時間・材料・職人といった、屋根修理に必要なすべてのものが不足しています。

また、土嚢を屋根の上に運ぶ際に起こる、転落事故のリスクもあります。

こういった問題を少しでも解決・軽減するために、新しい養生の方法を考えました。

この養生シートは弊社の開発した新しい形の養生シートです。

今まで一般的に養生に使用していたブルーシートは1～3か月程度で、劣化してしまいます。

そのため本格的な修理までに時間がかかると、何度も張り直しをしなくてはなりません。

この養生シートは対候性コーティングを施した、養生のための専用シートで耐候年数は約三年となっています。

取り付け方は、養生シートに作られている瓦の間隔に合わせて作ったハトメに、専用の固定金具を結束バンドで取り付け、瓦に差し込んで固定します。

土嚢などの重いものを運ぶこともなく、簡単に屋根の応急処置が可能になります。

また、風速30ｍ/sの耐風試験をクリアしており、強い風によるシートの剥がれや、それによる雨水の侵入などの二次被害の心配もありません。

被災地での迅速な応急処置を可能にするシートになっています。