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株式会社竹内瓦 株式会社竹内瓦

津山市 屋根から土が落ちてくる お困りのお客様 凍害による台土の崩れ 下屋根隅棟の積み替え工事 破風尻 入母屋屋根 一階部分の屋根

津山市 屋根から土が落ちてくる お困りのお客様 凍害による台土の崩れ 下屋根隅棟の積み替え工事 破風尻 入母屋屋根 一階部分の屋根

津山市 屋根から土が落ちてくる お困りのお客様 凍害による台土の崩れ 下屋根隅棟の積み替え工事 破風尻 入母屋屋根 一階部分の屋根

入母屋屋根の隅棟を積み直します。こちらも漆喰の剥がれが見られ、棟を解体してみると中の土がボロボロになっていました。

隅棟の根元部分に上からの雨水の通り道として「トンネル」という加工を施しました。

のし瓦を二枚使って、屋根にトンネルのような穴を作ります。青い矢印のように雨水が通るようになっています。この加工によって隅棟の根元に上からの雨水が溜まることなく、スムーズに軒先の樋に集水されていきます。屋根に雨水がとどまらないので、屋根が傷む恐れも少なくなり、雨漏りの心配がなくなります。

台土は、セメントや真砂土、粘土質の土を配合してさらに不凍剤を混ぜ合わせます。こうすることで凍害のリスクを減らすことが出来ます。漆喰にも不凍剤を混ぜ込んでいます。

のし積みの1段目です。青い四角の耐震ボルトに赤い矢印の被覆鉄筋をステンレス線で緊結して、そこにのし瓦を結び留めていきます。耐震ボルトは、棟からの荷重の負荷が均等にかかるように設置していきます。

2022年(令和4年)の法の改正により「すべての瓦を固定する」という施工方法が義務化されました。

耐震ボルトは棟木(屋根側)に固定してあり、その縦軸となるボルトに横軸となる被覆鉄筋を留付け、そこにのし瓦を緊結線で固定していくことによって、すべての瓦が固定されています。

2段目、3段目の のし積みです。2段目には被覆鉄筋は取り付けません。3段目は1段目と同じ施工です。被覆鉄筋は1段目・3段目・5段目といったように一段飛ばしで配置していきます。

のし瓦を積んだ上に雁ぶり瓦を被せ、留付けます。隅棟の根元部分と先端の鬼瓦部分に漆喰を塗ります。漆喰は美観を整えると同時に、台土への浸水を防ぎ、瓦と瓦の接着を助ける役目もあります。

入母屋造りの屋根の破風尻部分も、のし瓦を積み直しました。隅棟との結合部分がありますので、同時に施工していきます。

隅棟の台土と同じ高さに整え、漆喰で成形します。

隅棟はのし瓦を3段積み上げ、雁ぶり瓦で納めました。破風尻はのし瓦2段積みで完成です。