津山市八社 雨漏り調査からの工事 大棟からの雨漏り 棟の積み替え のし積み
津山市八社 雨漏り調査からの工事 大棟からの雨漏り 棟の積み替え のし積み
台土を成形して棟の形を作っていきます。


台土の両端は、漆喰を塗っています。漆喰は瓦と瓦を接着し隙間を埋めて、内部の台土を風雨から守ります。大棟の場合は平部の桟瓦と、のし一段目の、のし瓦をぴったりとくっつけてくれる役目です。
また、白い漆喰は見た目も美しく、屋根の美観を整えてくれます。


丁寧に隙間なく漆喰を塗っていきます。この上にのし積み一段目の瓦を接着していきます。


のし瓦を漆喰に接着させた後に、青い四角の耐震ボルトを屋根地に打ち込んで固定します。これが棟の縦筋となり、横筋は赤い矢印の被覆鉄筋になります。被覆鉄筋を耐震ボルトに緊結して、耐震性を高めます。被覆鉄筋には黄色い矢印ののし瓦からの緊結線も結び留め、のし瓦もしっかりと固定されていきます。耐震ボルトは900mmのピッチで、等間隔に設置しています。

のし積み一段目の全体です。大棟は、一番大きい屋根の一番高いところになるので、施工する長さがかなり長く、工事には手間がかかっています。