津山市院庄 屋根修繕 大棟修理 大棟積み替え のし積み6段目から 仕上げ
津山市院庄 屋根修繕 大棟修理 大棟積み替え のし積み6段目から 仕上げ


5段目に被覆鉄筋を入れているので、6段目はのし瓦同士の緊結施工になります。7段目は再び被覆鉄筋を取付けます。すべての瓦を固定する施工を「ガイドライン工法」といい、令和4年に一部義務化となって、特に棟部の緊結方法が強化されました。
青い四角の耐震ボルトが縦筋として、建物の野地板(屋根の下地)に約900mm間隔で固定される棟補強の基礎となり、屋根と建物本体をしっかり連結する役目をしています。
縦筋に連結される棟の芯材となる被覆鉄筋が赤い矢印になります。冠瓦(かぶせ瓦)を銅線などで緊結するための支持材となります。瓦が建物と一体化することで、地震や強風に対する耐性が向上するのです。


7段目に鉄筋を入れましたが、8段目にも取付けます。この鉄筋はかぶせ瓦となる雁ぶりを緊結するためのものです。


雁ぶりを被せ、緊結線で固定したあとは、コーキングで穴を塞いでおきます。大棟の完成です。


鬼瓦の下、棟止め瓦の面戸漆喰もきれいになりました。




















