真庭市(旧・落合町)福田 築13年 一条工務店で建てたお住いのカラーベスト カバー工事
真庭市(旧・落合町)福田にて、 築13年 一条工務店で建てたお住いのカラーベスト カバー工事です。
既存の屋根材を残したままのカバー工事を行います。
既存の屋根材は「薄型スレート」「コロニアル」と呼ばれているものです。
スレート屋根の寿命(耐久年数)は、製造された年代によって異なります。
1990年代後半~2008年製造のものは15~20年。2008年以降製造のものは30年とされています。
しかし、建物の環境によって、耐久年数は変わってきます。
よくお客様から「カラーベストの屋根が汚れてきた。この汚れはなんだろう。」とお問い合わせがあります。「赤い汚れ」「黒い汚れ」はカビ。「緑の汚れ」はカビの場合と、コケが生えてしまっている場合もあります。このような汚れが目立ってくるということは、経年劣化によって屋根材の塗膜の防水効果がなくなっていて、屋根材が雨水を持ったまま(保水状態)になってしまっているということです。そうなると、建物自体の寿命を著しく早めてしまいます。
色褪せ・ツヤがなくなった。反りやヒビ割れ・カケ・剥がれがある。コケやカビが発生している・留め付けている釘のゆるみなど様々な症状が築10年を過ぎると出てくる場合がありますので、なんらかのメンテナンスが必要となるタイミングだと思われます。
赤い矢印の雪止め金具を取り外して、屋根の上を片付けていきます。
既存の屋根材の上に、アスファルトルーフィングと言われる、防水紙を張っていきます。
この防水紙は粘着層付ルーフィングと言われるもので、タッカー等の器具を使用しなくても屋根下地に直接貼り付けることが出来るようになっています。
カバー工事によく用いられる防水紙です。
谷の部分に谷板を取り付けます。谷板同士は二重コーキングによって接着します。
谷板の重なりは150mmとしています。重なりが浅いと、雨水の侵入する可能性が高くなってしまい、雨漏りの危険も上がってしまうので、しっかりと重ねて施工します。
屋根の方向は違いますが、赤丸の箇所が新しい屋根材です。
一般的には「石付板金」と呼ばれるもので、今回は「セネター」を使用しています。
このような手順で、屋根全体にカバー工事をしていきます。