奈義町 樋・谷掃除 大雪によって壊れた屋根・隅棟の修理
本日より、奈義町にて樋や谷部の掃除と、大雪によって壊れた屋根の修理を行います。
まずは、掃除を始めます。
こちらは谷部分の掃除です。
谷や、樋には、枯葉やほこりといったゴミが溜まります。ゴミが溜まると、雨水が流れずにとどまってしまい、谷板や樋の腐蝕や破損の原因になります。時には雨水が屋根にまで溢れてしまうこともあり、雨漏りの原因になることもあります。台風の後などは、飛ばされてきた葉っぱや枝などが溜まり、詰まってしまうことが多いので、注意が必要です。
掃除をして綺麗になりました。谷板の腐蝕はなかったので、安心です。雨水の流れが悪いな。とか、逆に一気に雨水が落ちてくるな。と感じたら、ご相談いただくのがよいかと思います。
隅棟の修理に入ります。大雪があり、積もった雪の重みと、また、その雪が下に落ちる時の衝撃で壊れてしまいました。
隅棟はほとんどが壁と接合されていますので、壁際の処理も大切です。
既存の隅棟を解体していきます。瓦を剥いでみると中が傷んでいます。こちらは、大雪が原因というよりは、経年劣化によるものと考えられますが、このままにしておくと屋根下地に雨水がしみ込んでいき、屋根下地の腐蝕を招き、雨漏りの原因になります。
既存の隅棟を解体し、掃除をして、土台となる瓦を整えます。この時も、屋根地の状態などを確認します。解体してみなければ分からないこともありますので、しっかり確認します。
そのあと、台土を盛っていきます。
一段目を積みます。耐震ボルトと被覆鉄筋を緊結します。向かい合うのし瓦同士を緊結線にて耐震ボルトにしっかりと緊結していきます。
二段目、三段目も積みます。のし瓦の積み方には注意を払っています。すべては雨水が侵入しないための施工です。
丁寧な工事をすることで、大切なお家を末永く守ることができます。