勝央町黒土 樋工事 樋交換 雪害による雨樋修繕工事
勝央町黒土 樋工事 樋交換 雪害による雨樋修繕工事
冬場の大雪によって、変形してしまった樋の交換工事です。
雪は降っているときは、軽そうできれいですが、たくさん積もると、塊になり重くなってしまいます。
重く、硬くなった雪が、雨樋にのしかかったり、屋根から落下する時に樋に引っ掛かりながら落ちたりすると、大きな負荷があまどいに掛かって、歪みや破損が起こります。

このように雨樋が変形してしまうと、樋の中を流れる雨水が滞ったり、溢れたりして、壁や基礎を痛めてしまう可能性があります。
雨樋は、屋根に降った雨水を軒先で受け止めるような構造になっているので、屋根瓦より、少し出ています。そのため、雪が屋根から落ちる時には、どうしても樋に雪が乗る状態になり、引っかかる感じで落ちていくので、かなりの負荷がかかります。
このままにしておくと、次の冬、またたくさんの積雪があり、屋根の雪が樋に負荷をかけた場合、歪みだけでなく、軒先から外れ、樋自体が落下してしまうかもしれません。
そうなると大変危険ですので、樋のゆがみや変形に気が付かれた場合は、早めに専門業者にご相談ください。

樋の経年劣化もみられましたので、竪樋も交換していきます。
樋の工事は足場を組んで、安全に行います。


古い樋と金具を取り外していきます。苔やホコリなどの経年による汚れは、新しい樋を取付ける前に掃除をしておきます。


新しい樋の取付け金具も、元の位置に留めるため、取り外した際の穴をコーキングで埋めていきます。





新しい軒樋と、竪樋の取付けが完了しました。


雨樋の素材は、軽量で施工性がよく、比較的安価な塩化ビニールのものが主流です。しかし、塩化ビニール製の雨樋は、紫外線や熱に弱いという弱点があります。
そのため、雨樋の点検は5年~10年を目安に行うことをお薦めします。
歪みや破損が一部分であれば、部分交換などの修理も可能ですので、お気軽にご相談ください。