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株式会社竹内瓦 株式会社竹内瓦

勝田郡勝央町 下町川 屋根修繕工事 下屋根葺き替え 隅棟積み替え修理

勝田郡勝央町 下町川 屋根修繕工事 下屋根葺き替え 隅棟積み替え修理 

勝田郡勝央町 下町川 屋根修繕工事 下屋根葺き替え 隅棟積み替え修理

既存の隅棟を撤去して、新しい隅棟を積み替えていきます。黄色の矢印は土台となる瓦の高さを調整するための屋根土です。

台土で土台を成形します。漆喰を両端に塗り面戸処理を行います。漆喰には撥水性があるため、雨水の侵入しやすい隅棟の土台部分に施工することで、防水効果が期待できます。

青い四角の耐震ボルトを800㎜のピッチで屋根に取付けます。赤い矢印の被覆鉄筋は隅棟の横筋となります。耐震ボルト・被覆鉄筋・のし瓦を黄色い矢印の緊結線で連結し固定することによって、建物本体と隅棟が連結され、構造的に一体化します。これにより、瓦が単独で揺れることなく、建物全体で揺れを吸収できます。

被覆鉄筋は1段目・3段目・5段目と一段飛ばしで入れていきます。隅棟部は応力が集中しやすい箇所ですが、全段に被覆鉄筋を入れると過剰補強になる場合があるからです。一段飛ばしで配置することで、必要な強度を確保しつつ鉄筋量を抑えることができます。被覆鉄筋の入っていない段の、のし瓦は向かい合う瓦同士を緊結します。

のし積み3段目には再び被覆鉄筋が入ります。被覆鉄筋、耐震ボルト、のし瓦を緊結します。

のし積4段目です。通常は被覆鉄筋は入りませんが、この上に雁ぶり瓦を被せて隅棟を仕上げていくので、雁ぶり瓦を固定する為の緊結線が必要になります。そのため今回の工事では4段目にも鉄筋を入れています。

雁ぶり瓦に開いている穴に緊結線を通し、結び留めます。穴はコーキングをうって塞ぎ防水処理をしておきます。

隅棟の積み直し工事の完成です。