津山市八社 雨漏り調査からの工事 大棟からの雨漏り 大棟のし積み完成 隅棟漆喰巻き直し
津山市八社 雨漏り調査からの工事 大棟からの雨漏り 大棟のし積み完成 隅棟漆喰巻き直し
隅棟尻の漆喰を巻き直しました。



隅棟のお尻の部分に塗ってある漆喰を補修します。古い漆喰を剥がして、台土で断面を整えます。その上に漆喰を塗り直します。
漆喰は水をはじく性質があるので、隅棟の内部に雨水が入り込んでしまうことはありません。耐久性も高く、漆喰の寿命は20年ほどといわれています。


大棟の、のし積みは、1段目・3段目・5段目という風に、奇数の段数に赤い矢印の被覆鉄筋を取付けていきます。青い四角の被覆鉄筋が棟の縦筋、赤い矢印の被覆鉄筋が棟の横筋として、棟の強度を保つように施工していきます。耐震ボルト・被覆鉄筋・のし瓦は黄色い矢印の緊結線で結ばれて、固定されています。


のし積み7段目にも被覆鉄筋を取付けます。もう一段のしを積んで8段積みに最後に雁ぶり瓦を被せます。(黄色い丸印は緊結線です。)


雁ぶり瓦には固定するための穴が開いていて、その穴に緊結線を通して留めていきます。最後に穴を塞ぐためにコーキングを打ちます。大棟の完成です。