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株式会社竹内瓦 株式会社竹内瓦

津山市瓜生原 樋の不具合のお問い合わせから 破風尻の崩れ 修理 破風尻のし積み 漆喰補修

津山市瓜生原 樋の不具合のお問い合わせから 破風尻の崩れ 修理 破風尻のし積み 漆喰補修

津山市瓜生原 樋の不具合のお問い合わせから 破風尻の崩れ 修理 破風尻のし積み 漆喰補修

お客様から樋の不具合でお問い合わせいただき、現場調査に伺ったところ、破風尻の崩れが見つかり、合わせて修理させていただくことになりました。

赤い丸印の漆喰が崩れ、のし積みの台土が流れ出てしまっていました。既存の瓦や、漆喰、台土を全て撤去して、新しいものにやりかえていきます。

古いのし積みを撤去した状態です。新しい破風尻はガイドライン工法での施工になりますので、赤い丸印の鉄筋を破風尻の板と固定して、横筋とします。横筋を土台に設置することによって、破風尻の のし積みの土台が強固なものになります。

ガイドライン工法は強風や地震に対しての屋根瓦の弱点を改善するために制定されたもので、耐震性と耐風性が確保された緊結法として位置付けられています。

台土と漆喰でのし積みの土台を成形します。台土はセメント・真砂土・粘土質の土を自社の配合で混ぜ合わせて使用しています。漆喰は撥水性と防水性を備えていて、台土を保護するために塗るのですが、それ以外にも瓦と瓦を接着する役目もあります。

また、耐久性も高く、長期間に渡っての保護効果を発揮します。

のし積みは破風尻の板にビスを打ち、そのビスにステンレス線を結び付けて瓦緊結します。赤い矢印は、二段目の のし瓦を固定するための緊結線です。

ガイドライン工法では、すべての瓦を釘やビスで固定することが決められていて、地震や台風の際の屋根の損壊リスクが低減され、長寿命で安心できる住宅環境を守ることが出来ます。

2024年の能登半島地震で、この工法による屋根は被害を受けなかったと報告されています。

セメントと漆喰を塗り、破風尻の補修が完成になりました。