本日も奈義町の屋根修理、雨漏りで腐った屋根地の交換を行います。

新しい木材を使って屋根下地を交換します。木材と木材に隙間が空いていますが、これは野地板と呼ばれるもので、この上に合板を張って屋根下地になるので問題ありません。

屋根下地に適した素材で厚さ12ﾐﾘの構造用合板を張ります。赤丸の箇所が、雨漏りによって腐り窪んでいたので、勾配調整のために合板を使用しました。

穴が開いていた箇所もすっかり綺麗になりました。

綺麗になった屋根地の上にルーフィングと言われる防水シートを張り、桟木と流水テープを打ち付けます。

緑の矢印がルーフィングです。万が一、災害などで瓦が割れたりしても木材の屋根地に雨水がしみ込むことのないように屋根地に貼る防水シートです。シートの継ぎ目の箇所などは、重なりを大きくして雨水の侵入を防ぎます。

黄色の矢印が桟木です。この桟木に瓦を留め付けていきます。

赤の矢印が流水テープです。台風や豪雨で瓦の隙間などから雨水が侵入した場合に、雨水が屋根地に留まることのなく、このテープを伝って軒先に流れ落ちていくようになっています。