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株式会社竹内瓦 株式会社竹内瓦

津山市院庄 屋根修繕 隅棟 漆喰の破損 のし積みの歪み 隅棟積み替え

津山市院庄 屋根修繕 隅棟 漆喰の破損 のし積みの歪み 隅棟積み替え

津山市院庄 屋根修繕 隅棟 漆喰の破損 のし積みの歪み 隅棟積み替え

隅棟の尾尻の漆喰が割れて、中の台土が露出してしまいました。こうなると、割れから雨水が浸透し、内部の木材や下地が傷む恐れがあります。さらに、 漆喰が役割を果たせないと、瓦の固定力が落ちてズレたり、強風時に外れる危険も。解体して、新しい隅棟に積み替えます。

既存の隅棟を解体し、新しく土台を作っていきますが、瓦の隙間にも台土を入れ、高さなどの調整を行います。隅棟の先端に使用する鬼瓦には、こういった意味合いがあります。

魔除け・厄除け: 鬼の顔や縁起物の意匠で、災いを遠ざける。

雨仕舞い: 隅棟の端部を覆い、雨水の侵入を防ぐ構造的な役割も。

美観の向上: 屋根のアクセントとして、建物に風格を与える。

機能性はもちろん重視すべきところですが、形やデザインなどはいろいろなものがありますので、お好みの鬼瓦を使ってみるのもいいかもしれません。

鬼瓦の固定方法は、瓦のの裏側にある穴やフックに銅線を通し、屋根の下地に固定します(赤い丸印)。

重く高所にあるため、ズレや破損に気が付かれた時は、DIYでの修理は危険ですので、専門の瓦職人に依頼するのが安全です。

土台となる台土を成型していきます。

台土は、棟瓦を支えるための土台部分に使われる葺き土(ふきつち)です。真砂土・粘土質の土・セメントなどを混ぜて練り、瓦の安定性や高さ調整に使われます。隅棟では、角度や形状が複雑なため、台土の施工精度がとても重要です。

成型した土台の周りを覆うように漆喰を塗ります。面戸漆喰と言われる部分です。漆喰の役割は、台土の保護材として、外部からの雨風を防ぐために塗られます。隅棟の端部や鬼瓦の周囲に塗ることで、防水性と美観を両立し、白く美しい仕上がりが特徴で、伝統的な意匠にも欠かせません。

また、土台の上に乗せるのし瓦との接着力も上がるため、瓦のズレや落下を防ぐ役割があります。

のし瓦を4段積んで、最後5段目に雁ぶり瓦を被せて隅棟を作ります。

棟は、台土だけではなく、耐震ボルトと被覆鉄筋が内部構造として使用されています。

青い四角の耐震ボルトに赤い矢印の被覆鉄筋を緊結して、棟の縦筋・横筋として耐震施工をしています。また、これらの部材に黄色い矢印のステンレス線でのし瓦を固定していくので、瓦のズレも防ぎます。

被覆鉄筋は、通常、1.3.5段目を積む際に取り付けていきますが、今回は4段目にも取り付け、雁ぶり瓦を固定する為の下地としています。

2段目は被覆鉄筋なし。3段目・4段目に取り付け、最後の雁ぶり瓦を固定します。

他にも隅棟2本を同じように積み直しさせていただきました。

こちらの隅棟は尾尻漆喰のヒビと棟の歪みがありました。

面戸漆喰の崩れがありました。

隅棟(すみむね)は屋根の角に位置するため、構造上どうしても雨漏りのリスクが高い箇所とされていますので、漆喰の寿命といわれる15~20年を目安として、屋根点検を実施されることをお薦めします。