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株式会社竹内瓦 株式会社竹内瓦

施工事例【瓦・外装】

津山市田邑 屋根部分修理 大屋根鬼瓦・隅棟の崩れ 木の腐食

津山市 T様邸

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ご依頼の経緯

鬼瓦のズレが教えてくれた「屋根の悲鳴」

屋根の一番高い場所にある「大棟」。その端を飾る鬼瓦の周辺に崩れが見られたため、積み替え工事をご提案しました。一見、表面の漆喰や瓦のズレだけに見えるトラブルも、実はその内部で深刻な事態が進行していることが少なくありません。

隅棟の崩落と屋根地の腐食補修

屋根の角の部分(隅棟)が激しく崩落しており、その部分は屋根地となる木材が腐食しての崩落と考えられたため、屋根地の部分補修も必要になりました。

施工内容

【鬼瓦・現場の状況】解体して判明した「下地の腐食」

既存の棟を解体したところ、鬼瓦の重みを支える「屋根地(野地板や垂木)」が雨水によって腐食し、崩れている状態でした。

これは、長年の雨風が瓦の隙間から侵入し、内部の土や木材をじわじわと侵食していた証拠です。そのまま放置していれば、鬼瓦が落下したり、雨漏りが室内に達して天井裏の大きな腐食を招いたりしてしまいます。

【施工内容】見えない部分から、より強く、より美しく

1.木材の部分補修(下地再生) 腐食した木材を取り除き、新しい木材で補強。屋根の強度を根本から再生しました。

2.防水紙(ルーフィング)の張り増し 新しい防水紙を丁寧に張り込み、二段構えの防水層を形成。これで雨水の侵入をシャットアウトします。

3.棟の積み替え・鬼瓦の固定 新しい南蛮漆喰や銅線を使用し、水平・垂直を正確に出しながら積み直しました。

屋根の「棟」は、人間で言えば「背骨」にあたります。特に鬼瓦周辺は雨の通り道になりやすく、ここが崩れると屋根全体の寿命を縮めてしまいます。

鬼瓦がどっしりと美しく収まり、棟のラインも一直線に整いました。見えない下地からしっかり作り替えたことで、これから先、何十年と大切なお住まいを守り続ける強固な屋根へと生まれ変わりました。

【隅棟・現場の状況】崩落していた隅棟を慎重に解体

瓦の下にある「屋根地(野地板や垂木)」が激しく腐食し、ボロボロになって崩落していました。

  • 原因: 長年の雨水の侵入や湿気の停滞により、木材が腐って強度を失っていました。

  • リスク: このまま放置すると、瓦を支えきれずに屋根が陥没したり、本格的な雨漏りによって家全体の構造(柱や梁)まで傷めてしまいます。

【施工内容】徹底した部分補修と積み直し

1.腐食部の撤去: 傷んだ木材を徹底的に取り除きます。

2.下地の新設(部分補修): 新しい木材を使用して屋根の土台を強固に作り直し、防水シートを万全に施工しました。

3.隅棟の積み直し: 新しくなった頑丈な土台の上に、瓦を一段ずつ丁寧に積み直しました。

屋根は、「帽子のつば」や「傘」のような存在です。特に隅棟は雨水の流れが集中しやすく、負担がかかる場所。

今回のケースでは、「瓦が崩れた」という目に見える予兆を見逃さなかったことが、家全体の致命的なダメージを防ぐ鍵となりました。土台から作り直したことで、これからは台風や大雨の日でも安心してお過ごしいただけます。

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